グレートバリアリーフでの中国船座礁、サンゴ礁回復に数十年…。 [海外]
2010年4月3日夜にオーストラリア・グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の近くで中国船籍の石炭運搬船が座礁した事故が発生しました。
画像にあるように目にも鮮やかなブルーの海に全く不似合いな重油の黒色がとても印象的です…。
4月13日に発表されたコメントに拠ると、この船によってサンゴ礁に3キロにも及ぶ傷がつき、回復するまでに数十年かかるそうです。
オーストリア当局は、この船の所有者に対して損害賠償をすることになると思いますが、幾らになるのかが気になります。
傍目に見て思いつく、賠償金対象になりそうな項目を挙げてみました。
・規定航路違反
・レスキュー隊出動
・重油流出防止作業
・海域清掃作業
・座礁からの曳航作業
・珊瑚礁修復作業と管理(複数年)
他にも沢山ありそうなので、莫大な金額が予想できます。
船の所有者は賠償能力があるのか全く不明です。
オーストラリア当局が簡単には許すことはありえないので、中国との外交問題にも発展する可能性があります。
問題の解決と傷が癒えるには気が遠くなる程、時間がかかるようです…。
「サンゴとサンゴ礁のはなし―南の海のふしぎな生態系」(中公新書)
By 本川達雄(著) 出版社: 中央公論新社 (2008/06)
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