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「イージー・ライダー」のデニス・ホッパー、死去…。 [映画]


2010年5月29日、名優デニス・ホッパー(Dennis Hopper)がガンでお亡くなりになりました(没74歳)。

ご冥福をお祈ります。

この機にデニス・ホッパーの主な出演作を見ました。

・1955 19歳 理由なき反抗(Rebel Without a Cause)
・1956 20歳 ジャイアンツ(Giant)
・1957 21歳 OK牧場の決斗(Gunfight at the O.K. Corral)
・1969 33歳 イージー・ライダー(Easy Rider)
・1979 43歳 地獄の黙示録(Apocalypse Now)
・1994 58歳 スピード(Speed)

「イージー・ライダー」以降しか知らなかったので、ジェームズ・ディーン(James Dean)と共演していたとは驚きでした。

初監督・脚本・主演の「イージー・ライダー」のシンプルかつストレートな作風は今観ても素晴らしいです。

ヘンリー・フォンダが腕時計を投げ捨てて走り出す冒頭シーンがとてもカッコ良く、何度観てもシビレます。

「ワイルドで行こう(Born To Be Wild)」 By ステッペンウルフ(Steppenwolf)

前半のアメリカらしい広大で自然あふれる美しい風景シーンと小気味良いロックンロールの名曲の組み合わせは、とても素晴らしく溜息が出てしまう程です。

後半は米国社会の陰の部分を鋭く描いた点が、作品の評価を高めているのだと感じました。

当時、ベトナム戦争が激化していたという社会背景があり、ヒッピー、マリファナ、ハーレー・ダビッドソンが保守的な社会に反抗するシンボルとして登場します。

共演のピーター・フォンダ(Peter Fonda)、ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)も皆ビッグネームになった出世作で古き良きアメリカ映画を感じさせる古典的名作です。

しかし、ホッパーは若くして成功を収めたからでしょうか、私生活は飲酒や麻薬の問題を起こし続けたようです。

その意味では、「イージー・ライダー」的な人生だったかもしれません。

TVでも盛んに「イージー・ライダー」のシーンが流されています。

名作のメッセージを現代なりの受け止め方をするのもイイと思います。

「イージー★ライダー」

監督 デニス・ホッパー
製作 ピーター・フォンダ
出演 ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン/アントニオ・メンドーサ
製作年 1969年
製作国 アメリカ



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